車屋の社長が社員の為に語る【ノーペイン ノーゲイン(痛みなくして、得るものなし)】

パレスオートの社長が社員の為に語る 経営論

今日は【ノーペイン ノーゲイン(痛みなくして、得るものなし)】という僕の考えを

実際にお客様から聞いたお話をもとに、

感じたことを書いていきますね。

実際にお客様から聞いたお話

先日車の購入でご相談に来られたお客様から聞いたお話です。

そもそも今回のお客様はなぜ車を替えようと思ったかというと、

今乗っているCX-3を大手中古車販売店で1年前に購入したそうです。

ただ、その大手中古車販売店で購入してから今までのあらゆるトラブルのせいで、

この車に乗るたびにそれを思い出し、

それが嫌で乗り換える!

ということでした。

実はその大手中古車販売店の担当営業は高校時代の同級生で友人だったそうです。

それで、お店の評判は悪かったけど、

友人だったので大丈夫だと思い、

大手中古車販売店での購入に至ったそうです。

では、どんなトラブルがあったか、順番に書いていきますね。

大手中古車販売店でのトラブル内容

①強制的なマイカーローンの提案

車を契約するまでは毎日連絡がきて、銀行のローン審査中でまだ購入できない。

と伝えると、

大手中古車販売店『1年でいいから、うちでローンを組んでくれ!』

お客様「金利は何%なの?」

大手中古車販売店『9.9%

お客様「闇金じゃん!」

大手中古車販売店『じゃあ特別に6.9%にしてあげるから・・・

お客様「それでも高いし、下げれるなら最初から下げて話せよ!」

②連絡が来ない

決められた納車日まで連絡がなく、

有休を取得して納車日に店舗に行ったら、

『まだ納車できません。』

と言われた。

③保証の有無

納車後2ヶ月でエンジンチェックランプが点いたので、

相談したら、

保証とかないからそれは、自分でどうにかして。』

と言われる。

まずもって保証の話は何もされていない。

④他社に言われてようやく診断してくれる

自分でディーラーに持って行ったところ、

チェックランプは消してもらったが、

一応大手中古車販売店さんにもう一度言ったほうがよいと言われたので、

もう一度相談したら、

渋々見てもらえることに。

⑤話が通っていない&聞いてない

後日言われた日に有休とって、購入店に行くと、

『ここじゃないよ!別店舗だよ!』

と言われる。

他にもその日は予定があったので、

別店舗に行くのを諦めると伝えたのに、

そのお店から

『今日点検で待っているんですけど、なんで来ないんですか?』

と言われる。

たぶん細かいところはもっと色々あったと思いますが、

お客様は弁護士にも相談したそうです。

ただ弁護士も大手中古車販売店絡みの問い合わせが多く、

客観的に聞くと大手中古車販売店が悪いことが多いけど、

うまく法律の範囲内の中でやっているから、

争ってもなかなか勝てない。

とのこと。

この話から見えるノーペイン ノーゲイン

結局このお客様はこの友達とも縁を切って

一切の連絡を途絶えたそうです。

僕が思うにこれ、根本的な企業の姿勢だと思うのですが、

考え方自体が

【自分が良ければそれでいい】

そういう考えの企業のように感じます。

少なくとも当社の向かう方向とは真逆の考えです。

僕は商売だけではなく、

人とのかかわりのなかで、

【ノーペイン ノーゲイン(痛みなくして、成功なし)特に最初は相手の儲けを優先させよう】

という考えでいます。

つまり、自分は痛まずに、自分だけが成功することはありえないということです。

特に最初は相手の儲けの方の天秤を重くしてあげることで、

今後のお付き合いも長く続きます。

もちろんどちらかがずっと犠牲を払うような付き合いは長く続かないので、

お互い適正な儲けを得ることで、

【三方良し】になっていくので、

この関係を続けるように、

適正な天秤をつくっていく。

この事が大事だと思います。

大手中古車販売店のこの営業マンは、

・販売成功したことで、いくらかの歩合給は入った

・でももっと大切な友人を失った

・さらにはその友人の周りからの信頼性も失った

・同時に会社自体の信頼性も失った

結局はマイナスなことの方が多いですよね。

当社はこうならない様に、

【ノーペイン ノーゲイン】【三方良し】

の精神を大切に、

お客様と社会と当社とみんなが必要な存在と感じられる、

均等のとれた天秤を意識して行動していきましょう!

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